北海道産大豆「黒千石」が
免疫バランス調整に効果
北海道産の黒大豆「黒千石」に、
免疫バランスを調整する機能が
見つかったそうです。
北海道産黒大豆「黒千石」(くろせんごく)に、身体の免疫バランスを調整する物質「インターフェロンγ(ガンマ)」の生成を促進する物質が含まれることが判ったとのこと。
これは、北大遺伝子病制御研究所の西村孝司教授と、「パイコーポレーション」(※東京の食品開発コンサルタント会社)の共同研究で判明したもので、6月22日に北海道札幌市内でのシンポジウムで発表されたそうです。
この研究では、7種類の豆(大豆や小豆など)を分析した結果、「黒千石」にのみ「インターフェロンγ」の生成を促進する物質があったとのこと。
ただし、物質の特定・健康効果の実証などについては、今後行う必要があるそうです。
(参考)
・北海道新聞2008年6月23日朝刊32面
・パイコーポレーション
http://www.pai-corp.com/
・インターフェロン - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AD%E3%83%B3
「黒千石」(くろせんごく)は、黒豆の一種で、かつては北海道・十勝地方で緑肥大豆として育てられていましたが、栽培に手間がかかりすぎるため、1970年代以降は生産されなくなった品種だそうです。
既に絶滅したと思われていましたが、パイコーポレーション等の取り組みで種が発見された後、いったん岩手県を栽培地として育成。
十分に数が増やされた後、2005年から北海道で栽培が再開されたとのことです。
現在は、空知管内の北竜町や、桧山管内の乙部町で生産されているそうです。
「黒千石」はたんぱく質が少なく糖分が多いので、甘味が豊富で、またイソフラボンやポリフェノールも多く含まれているとのこと。
(参考)
・北海道新聞2008年6月23日朝刊32面
・黒千石大豆 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%92%E5%8D%83%E7%9F%B3%E5%A4%A7%E8%B1%86
・パイコーポレーション
http://www.pai-corp.com/
・乙部町-農業再生プラン
http://www.town.otobe.lg.jp/web/PD_Cont.nsf/0/549F2DB04356C391492570E6001C5E8C?OpenDocument
・社長のブログ 黒千石
http://shachonoblog.blog15.fc2.com/blog-entry-560.html