リンパマッサージ
リンパマッサージやリンパとは何か、
またリンパマッサージの効果や自分でできる方法など。
人間の身体には(血管と同様に)リンパ管が張り巡らされており、その中をリンパ液が流れ、血管に入らない大きな不要物を取り込み排出する仕組み。
ただしリンパは血液と異なり、心臓のように循環を促すための臓器が無く、日常的な運動による筋肉の収縮・弛緩によって、循環が行われるとのこと。
しかし、運動不足になりがちな生活環境・習慣により、リンパの流れが悪くなることが増えているそうです。
そして、このリンパの流れの滞りが、身体の
- むくみ
- 痛み
- コリ
- 肥満
- セルライト
- 疲労
- 夏ばて
- 風邪
(参考)
- リンパマッサージ - [コスメ・ビューティ用語集]All About
http://kw.allabout.co.jp/glossary/g_cosme/w002636.htm - 日本リンパ美容健康普及会 リンパマッサージとは?
http://www.jlms.info/rinpa/rinpa_kirei_rinpatoha.htm
- 「リンパ管」「リンパ液」「リンパ節」の3つを総称して「リンパ」と呼ぶケース
- リンパ液またはリンパ管のことを呼ぶケース
- リンパ管:
血管と同様に、人間の身体の隅々まで(静脈と平行に)張り巡らされており、特に多い部位は、多い順に- 顔の周辺
- 脇の下
- 足の付け根
- 左鎖骨
身体の細胞が出した老廃物は、基本的には静脈に取り込まれますが、静脈に入りきらない老廃物は、リンパ管に入ってリンパ液によって運ばれます。
また、リンパ管は循環の機能においても血管の静脈の性質に似ており、下着や靴下などできつく締め付けられた場合、簡単に流れを妨げられてしまうそうです。
そのようにリンパの流れが悪くなった場合には、リンパ管をリンパ節の方向へ軽く擦る程度のマッサージを行うだけでも、かなり流れを改善できるとのこと。 - リンパ液:
リンパ管の中を流れる黄色の液体。
これにはリンパ球が含まれており、一度戦ったことがある細菌やウィルスの性質を記憶し、それらに対する抗体(γグロブリン)を産出して、人間の身体を防御する働きをするとのこと。
またリンパ液は、(先述のように)静脈に入りきらなかった細胞からの老廃物を運ぶ役目もします。 - リンパ節:
リンパ管のあちこちに存在し(全身で約600ヶ所)、- 抗体の産出
- リンパ液のフィルター
風邪をひいた場合にリンパ節が腫れるのは、リンパ節で風邪の抗体が作られ、ウィルス等に対抗しているからだそうです。
そして、上記の中で挙げたリンパの機能は
- 細菌や病気から人間の身体を守る「免疫機能」
- 血液・血管だけでは運搬しきれない排出物を運ぶ「排泄機能」
(参考)
- リンパ - [コスメ・ビューティ用語集]All About
http://kw.allabout.co.jp/glossary/g_cosme/w002674.htm - 日本リンパ美容健康普及会 リンパマッサージとは?
http://www.jlms.info/rinpa/rinpa_kirei_rinpatoha.htm - rosesmellリンパとは
http://www3.plala.or.jp/rose-smell/rinpatowa.html - リンパ - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%91
そのため、身体の
- 過剰な水分
- 老廃物
- 毒素
リンパの流れが悪くなる原因には、
- 運動不足
- 冷え性
- ストレス
まず、リンパには(心臓のような)循環を行わせる臓器が無いため、全身の筋肉の運動が、リンパの流れに大切な影響を与えます。
そのため、普段から身体を動かすことが少ないと、必然的にリンパの流れも滞ることに。
また、リンパの流れは血液の循環とも関係しており、冷え性で血液の流れが悪いと、リンパの流れも悪くなるそうです。
同様に、ストレスも自律神経の働きに影響を与えて血管を収縮させ、血液の流れを滞らせるので、それがリンパの流れを滞らせることにつながるとのことです。
これらの状況においてリンパマッサージは、リンパの流れを促すために有効な手段となるとのことです。
(参考)
- リンパ - Wikipedia
- 日本リンパ美容健康普及会 リンパマッサージとは?
http://www.jlms.info/rinpa/rinpa_kirei_rinpatoha.htm
- 細胞の排泄物や余分な水分を運搬する
- 身体に入ってきた病原菌などに対抗する
- 運動不足
- ストレス
- 冷え性
- セルライトがつく
- 顔や足がむくむ
- 疲労やだるさ
- 風邪
そのためリンパマッサージによって、滞ったリンパの流れを促すことが、
- 身体の代謝を活発にし、脂肪や水分による肥満・むくみなどを防ぐ
- 冷え性や肩凝り等の改善
- 身体の免疫機能の向上
更に、精油やアロマオイルを使ってリンパマッサージを行うことで、それぞれの精油やオイルに応じた効果も期待されるとのことです[1]。
(参考)
- リンパマッサージでキレイになる!日本リンパ美容健康普及会
http://www.jlms.info/ - [経絡リンパマッサージ]でダイエット - gooダイエット
http://diet.goo.ne.jp/member/way/move_no11/01.html - [1]すっきりリンパマッサージでお腹ダイエット - gooダイエット
http://diet.goo.ne.jp/member/way/mov/m400014_c.html
例えばウェブ上では、下記のようなページが公開されています。
- すっきりリンパマッサージでお腹ダイエット - gooダイエット
http://diet.goo.ne.jp/member/way/mov/m400014_c.html - [経絡リンパマッサージ]でダイエット - gooダイエット
http://diet.goo.ne.jp/member/way/move_no11/01.html
これらのページで説明されているリンパマッサージの方法は、身体の場所や目的により、様々な方法があります。
ただしいずれも、
- リンパ節に向かってリンパを押し流すような感じで、さすったり揉む等してマッサージする
- 特定の姿勢をとって呼吸を行う
(参考)
- 日本リンパ美容健康普及会 リンパマッサージとは?
http://www.jlms.info/rinpa/rinpa_kirei_rinpatoha.htm
しかしこうしてまとめてみると、身体に欠かせない、極めて重要な機能を担っていることが感じられます。
個人的には、身体の十分な運動が(家事・労働により)自然に行われる生活習慣こそが、健全な状態だと考えます。
しかし、機械化やICT化が進む現状では、そう理想的には行かず、身体を使わないことにより起こる心身の不調をカバーする一手段として、リンパマッサージは有効なのかもしれません。
(2019/1/5記述)