地サイダー・地ラムネの人気が
徐々に上昇中

ご当地飲料の
「地サイダー」「地ラムネ」の人気が、
インターネット通販の普及により、
徐々に高まっているとのこと。

「地サイダー」「地ラムネ」が静かなブーム

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日本全国の各地域で作られている、特色溢れるご当地飲料「地サイダー」や「地ラムネ」の人気が、少しづつ高まってきているとのことです。

現在発売されている地サイダーや地ラムネには、地域の特産品を用いて開発されたものや、戦前から作られていた商品の復刻品などがあります。

これら「地サイダー」「地ラムネ」は、かつては地元で少量が生産されるのみでしたが、インターネット通販の普及に伴い、入手がしやすくなってきたことから、人気が上がってきているそうです。

その人気に着目し、百貨店でも「地サイダー」「地ラムネ」の特設コーナーを期間限定で設置する動きがみられているとのことです。

例えば新聞記事[1]では、大阪市の「阪神百貨店」が、全国の約30銘柄をそろえた特設コーナーを8月26日まで開設(※記事の掲載日は8/16)し、1日平均250本と予想以上に好調な売れ行きとなっている、との事例が紹介されています。

また「地サイダー」「地ラムネ」のメーカーでも増産を行っているようで、同じ新聞記事[1]によると、地ラムネ「北海道観光シリーズ」(ハスカップやラベンダーなど7種類)を発売する「野島製菓」では、2008年には60万本の製品を生産予定とのこと。

同社の社長によると、

・土産物店での販売が好調
・本州で行われる北海道物産展での販売が好調
・新たな需要(お中元用など)が生まれている

といった要因で、同社での生産量は、最近5〜6年で約5割増加しているとのことです。


(参考)
・[1]北海道新聞2008年8月16日(土)朝刊14面記事「『地サイダー』地域色豊か」


多彩な地サイダー・地ラムネ

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近年人気が高まってきている「地サイダー」「地ラムネ」は、「ご当地飲料」と呼ばれるように、日本全国で数多くの銘柄が発売されています。

その一部ですが、例えば下記のような製品が販売されています[1][2][3]。

・銀星シトロン(北海道函館):1950年に発売された当時のラベルを使用しています。

・熊出没注意ガラナ(北海道函館):熊がこちらに向かって大口を開けた、迫力あるラベルになっています。

・北海道ビートサイダー セピアのしげき(北海道苫小牧)

・みしまバナナサイダー(青森県八戸市)

・トーキョーサイダー(東京都墨田区)

・タコ焼き風ラムネ(大阪):たこ焼きは入っていませんが、ソース風味とのこと。

・キムチ風ラムネ(大阪)

・宮崎地サイダー(宮崎県):宮崎県の特産品「マンゴー」と「日向夏みかん」を使ったサイダーです。


・三島シトロン(青森県):炭酸が強めな、昔ながらの地サイダー。


・有馬サイダー(兵庫県):砂糖・酸味料・香料のみの、シンプルな地サイダー。


・鍛高ラムネ(北海道白糠町):しそ焼酎「鍛高譚」が名産の白糠町が、同じくしそを用いて作った地ラムネです。


(参考)
・[1]北海道新聞2008年8月16日(土)朝刊14面記事「『地サイダー』地域色豊か」
・[2]楽天市場「地サイダー」の検索結果
・[3]楽天市場「地ラムネ」の検索結果


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