写真を転写できる透明樹脂製の携帯ストラップ「Dのしずく」
好きな写真を転写することができる、
透明エポキシ樹脂製の携帯電話ストラップ
「Dのしずく」を、北海道旭川市の企業が
開発・商品化しています。
北海道旭川市の企業「ディクル工房」[2]が、好きな写真を転写できる透明な携帯電話用ストラップ「Dのしずく」を発売しています。
この「Dのしずく」では、同社独自の技術を生かし、厚さ2mmの透明エポキシ樹脂の中に、インクジェットプリンタのインク粒子を封入することで、好きな写真やイラストを転写することが可能とのこと。
「Dのしずく」に転写したいイラストや写真の受け付けは、ディクル工房への注文時に、電子メールや写メールにより行うようになっています。
携帯ストラップ「Dのしずく」は、大きさは3cm×5cmで、販売価格は1個525円(消費税5%込み、送料別)。
(※ただし、ストラップやキーホルダーにするための紐やリング等は、料金に含まれていないとのこと。)
新聞記事[1]によると、旭川や札幌、名古屋などから、既に200個以上の注文を受けているそうです。
この携帯ストラップ「Dのしずく」に関する注文や問い合わせは、ディクル工房が電話やeメールで受け付けています。
(参考)
・[1]北海道新聞2008年10月15日(水)朝刊9面記事「色あせない写真 いつも手元に 旭川のディクル工房 携帯ストラップ商品化」
・[2]写真科学研究所 Dicl Studio ディクル工房
http://dicl.jp/
・Dのしずく(※「写真科学研究所 Dicl Studio ディクル工房」サイト内)
http://dicl.jp/board.html
北海道旭川市の企業「ディクル工房」では、2002年に、インクジェットプリンタで印刷されたインクを、独自調合した薬剤を使用して、透明アクリル樹脂の中に封入し、パネルをつくる技術を開発。
この技術により、写真やイラストを、光や水に対して耐久性のあるパネル「ディクル」にし、長期間保存することが可能だそうです。
(この写真転写技術は、現在特許出願中とのこと。)
同社ではさらに、持ち運びに便利な商品を開発するため、樹脂への転写に用いる薬剤の変更など工夫を重ねることで、透明エポキシ樹脂(厚さ2mm)に写真を写し取ることに成功し、携帯電話ストラップ「Dのしずく」が商品化されたとのことです。
(参考)
・北海道新聞2008年10月15日(水)朝刊9面記事「色あせない写真 いつも手元に 旭川のディクル工房 携帯ストラップ商品化」
・「ディクル」とは(※「写真科学研究所 Dicl Studio ディクル工房」サイト内)
http://dicl.jp/photplate.html