高性能化でICタグの活用範囲が広がる?

北海道総合通信局が高性能ICタグの活用実験を2008年秋に開始予定

北海道総合通信局が、
広範囲・高速移動でも読み取り可能な、
950MHz帯アクティブ型ICタグの活用実験を、
2008年秋から開始する方針とのこと。

目次 北海道で950MHz帯を利用するICタグの活用実験を開始予定 関連ページ・リンク

北海道で950MHz帯を利用するICタグの活用実験を開始予定

スポンサード リンク

総務省・北海道総合通信局が、従来のICタグよりも高性能なICタグの活用実験を、2008年秋に北海道内で開始する予定とのこと。

実験で用いられるICタグは「950MHz帯アクティブ型ICタグ」で、その周波数特性から、従来の315MHz帯や400MHz帯を使うICタグに比べ、

・自動車等による高速移動でも読み取りが可能
・通信距離が長くより広範囲での読み取りができる
・1台のタグリーダ(読み取り機)で多数のタグを読み取り可能

・といったメリットがあるそうです。

実験では、タグの読み取り性能などの確認を目的として、

・子供の見守りシステム:子供の存在確認を行う目的で、地域の子供達にICタグを所持させ、タグリーダ(読み取り機)を学校や車両(幼稚園バス、スクールバス等)に設置する

を試験的に構築するとのことです。

ちなみに新聞記事[1]では、道内で、実験に協力する自治体を募集中となっていましたが、北海道総合通信局のサイト[2]では、「公募期間は終了しました」との記述があります(2008/9/22現在)。


(参考)
・[1]北海道新聞2008年8月12日(火)朝刊8面記事「高性能ICタグ実験へ 道総合通信局 読み取り性能確認」
・[2]平成20年8月1日発表 950MHz帯アクティブタグシステムの実証試験に関する公募をします
 (※「北海道総合通信局」サイト内報道資料)
 http://www.hokkaido-bt.go.jp/2008/0801c.htm
・ICタグ - Wikipedia
 http://ja.wikipedia.org/wiki/IC%E3%82%BF%E3%82%B0

このページのトップに戻る

関連ページ・リンク

このページのトップに戻る

トップページ > 科学・技術 > このページ

    inserted by FC2 system