北海道厚田から農産物を
直送するサービス
北海道石狩市の「厚田アグリビジネス研究会」が、
取れたての地元産農産物を、
契約した消費者に直送する
制度を実施しています。
北海道石狩市厚田区の青年農家が構成する「厚田アグリビジネス研究会」(Atsuta Agribusiness T&E Company、 略称「アテック」)が、2007年から、厚田で取れた野菜や米などを契約した消費者に直送するサービス「農産物出荷ボックスオーナー制度」を行っているとのことです。
この制度はアテックが、あらかじめ契約した消費者に、定期的に厚田の旬の食材(野菜や米、味噌など)を直送するものです。
食材の発送回数は、年間四回と三回の2コースで、料金は
・年四回発送分:15,750円
・年三回発送分:10,500円
※いずれも送料・消費税5%込み
※北海道外への発送は追加送料が必要
とのことです。
(申し込み期間は2008年の場合、4月下旬〜5月末までで、定員は先着200名までとなっていました[2]。)
また、送られる農産物の解説(その年の出来具合や収穫状況など)を写真付きで掲載した、「畑通信」という説明書きが添付されており、評判を博しているとのこと。
ちなみにアテックのホームページ[1]では、メンバー紹介や農産物の生育状況の詳しい近況などを見ることができます。
(参考)
・北海道新聞2008年8月13日朝刊28面(石狩・当別)
・[1]アテック 厚田アグリビジネス研究会
http://www.shizenmurafoods.jp/aatec/
・[2]石狩市−「あつた」旬な農産物お届け便2008
http://www.city.ishikari.hokkaido.jp/sightseeing/a-sangyous05007.html
・平成20年度第3回石狩市厚田区地域協議会(※PDFファイル)
http://www.city.ishikari.hokkaido.jp/content/000019530.pdf
アテック(aatec)が実施している「農産物出荷ボックスオーナー制度」は、開始した2007年は年3回発送のコースのみで、申し込み件数は約50件だったとのこと。
しかし2008年は、年4回発送コースも設けた結果、申し込み件数は120件と倍以上に増えたそうです。
(契約した消費者は、石狩や札幌の人が多く、また東京からも申し込みが数件あったとのこと。)
この制度は、新鮮な食材に加え、添付される「畑通信」で、作物の収穫状況や生産者の顔がわかることが、人気の要因となっているとのことです。
(参考)
・北海道新聞2008年8月13日朝刊28面(石狩・当別)
・平成20年度第3回石狩市厚田区地域協議会(※PDFファイル)
http://www.city.ishikari.hokkaido.jp/content/000019530.pdf